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蛍光灯の用語集
あかりヨミの型番ページやメーカーの仕様表に出てくる用語を、五十音・アルファベット順ではなく「関連するもの同士」でまとめました。
光にかんする用語
- 色温度(K・ケルビン)
- 光の色みを表す数値。低いほどあたたかい色(電球色 約2800K)、高いほど青みがかった色(昼光色 約6500K)になります。ページ上部の帯グラデーションがこの並びです。
- 光色(昼光色・昼白色・白色・温白色・電球色)
- 蛍光灯の代表的な5つの光の色。型番ではD・N・W・WW・Lの記号で表されます。
- 三波長形(さんはちょうがた)
- 赤・緑・青の3つの波長域に発光を集中させた蛍光体を使うタイプ。色が自然に見え、明るさも出しやすいのが特長。型番の「EX-」がめじるしです。
- ハロりん酸塩蛍光体(一般形)
- 三波長形より前から使われてきた蛍光体。一般形・普通形とも呼ばれます。水銀規制では三波長形より1年早く(2027年1月から)製造・輸出入が禁止されます。
- 平均演色評価数(Ra)
- 光に照らされた物の色が、基準の光のもとでどれだけ自然に見えるかを表す指標(最大100)。数値が高いほど色の再現性がよいとされます。
- 光束(lm・ルーメン)
- ランプが放つ光の総量。明るさの比較に使います。ワット数は消費電力であり、明るさそのものではありません。
ランプの構造・型番にかんする用語
- 形(◯◯形)
- ランプのサイズの呼び。直管なら長さ、丸形なら環の外径のめやすに対応します。実際の定格電力とは別ものです(例: FL20SS/18は20形・18W)。
- 管径(S・SS)
- ガラス管の太さ。型番のサイズ数字のあとのS・SSは細管であることを示します(SSで約28mm)。
- 口金(くちがね)
- ランプと器具ソケットの接続部分。直管はG13(一般的な太さの管)やG5(細いT5管)、丸形スタータ形はG10qなど、形式ごとに規格が決まっています。コンパクト形はワット数によって切り欠き位置が異なる専用口金を使います。
- 飛散防止形
- 万一割れてもガラスが飛び散りにくいよう、被膜で覆ったタイプ。食品を扱う場所などで使われます。型番に「P」がつくことが多い品種です。
- 紫外線カット(低誘虫)
- 虫が好む紫外線域の光を抑えたタイプ。屋外や店先の照明で使われます。「NU」などの記号がつくことがあります。
点灯のしくみにかんする用語
- 安定器(バラスト)
- 蛍光灯に流れる電流を制御する、器具側の部品。銅鉄式と電子式(インバータ)があります。安定器だけに一律の「10年寿命」を当てはめるのではなく、照明器具全体の使用条件・環境を含めて判断します。JLMAは一般的な使用条件で、照明器具の適正交換時期を8~10年、耐用の限度を15年としています。
- 点灯管(グロー球・グロースタータ)
- グロースタータ式の器具でランプの放電を開始させる小さな部品。消耗品ですが、一律の交換回数では判断せず、器具と点灯管の取扱説明書に従って適合品・交換時期を確認します。
- グロースタータ式
- 点灯管を使う伝統的な点灯方式。対応ランプはFL・FCL。スイッチを入れてから点灯まで少し間があります。
- ラピッドスタート式
- 点灯管なしで即時点灯する方式。対応ランプはFLR。オフィスの40W級ベースライトで広く使われてきました。
- 高周波点灯専用形(Hf・インバータ式)
- 電子回路で高周波点灯させる高効率な方式。対応ランプはFHF・FHC・FHPなど。ちらつきが少なく、専用器具で使います。
- バイパス工事
- 既存の蛍光灯器具の安定器を回路から切り離し、直管LEDランプ用の給電方式に配線しなおす工事。電気工事士の資格が必要です。
規制にかんする用語
- 水銀に関する水俣条約
- 水銀による環境汚染の防止をめざす国際条約。2023年のCOP5(第5回締約国会議)で、一般照明用蛍光ランプすべての製造・輸出入を段階的に廃止することが合意されました。
- 水銀汚染防止法
- 正式名は「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」。水俣条約を国内で実施するための法律で、製造禁止の根拠になります。
- 特定水銀使用製品
- 水銀汚染防止法にもとづき製造が原則禁止される製品の区分。2024年12月の施行令改正で、一般照明用蛍光ランプのすべてが指定されました。
- 生産終了・販売終了
- メーカーが自社製品の生産・出荷をやめること。法令の禁止日より早く設定される場合があります。「使用禁止」を意味するものではありません。
規制関連の記載の出典: 環境省「一般照明用の蛍光ランプの規制について」(確認日 2026-08-11)。くわしくは水銀規制の解説ページへ。
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